一縷の望み

思い通りに行かないことも、思い通りに綴る毎日

職場環境の5Sと、経営合理化の3S

職場の良し悪しは、5Sでわかるとよく言いますが、本当にその通りだと思います。

5Sとは、整理、整頓、清潔、清掃、躾 のことです。

常に使うものは、すぐ手の届くところへ、1時間に1回のものは、少し離し、1日に1回しか使わないものは
ロッカー等に入れ、1か月に1回しか使わないものは、倉庫等に整頓する、など検討します。

とにかく、必要なのか、必要でないのかをはっきりさせ、不要な物は片づける、出来るだけ使わないものは
出来るだけ遠くに置く。 ってことですね。

これがどれだけ重要か・・・・、同じ作業を隣でしていて、どうしても遅くなる、そんな時は大抵作業場が
乱れていることが多く、整理、清掃をすることで、作業現場、事務用品、その他をよく観察し、異常を早期
発見し、常に作業具の保守保全が行われ、その少しの差が作業の大きな差となりえます。

常に、見た目にも機能的にも、作業環境が美しくありたいですね。


これに対し、経営合理化の3S、これは仕事をするうえで、常に考えるのがプロだと思っています。

合理化の3Sとは、単純化(シンプル)、標準化(スタンダード)、専門化(スペシャリスト)です。

特に「単純化」は生産管理(及び管理と言えるもの全般)の基本中の基本となります。

作業の効率化を図る手法(原則)に「ECRS」と言うものがあって、
①省略②結合③再構築④単純化のことで、ここでも「単純化」が出てきます。

純化はとにかく、設備、作業場、頭の中、精神状態等、全てに効果があります。

5Sの話に戻りますが、そういう意味では環境の「単純化」と言えるでしょう。

問題が発生する度に、物事は複雑化していくことが多いと感じますが
問題が発生した時こそ、単純化が必要と考えております。(*'ω'*)

こんなことばかり考えていて、単純人間になっちゃうとこれはこれで困りますが(≧▽≦)