一縷の望み

思い通りに行かないことも、思い通りに綴る毎日

菜根譚(前集88)より

 

「静かな場所で心静かにいられるのは当たり前
 喧噪のなかで、それができてこそ
 静の境地なのだ
 歓楽の場所が楽しいのは当たり前
 苦境の中で見つけた楽しみこそ本物だ
 状況を超越してはじめて心の真の働きが得られる」

 

僕が心を静かに出来ないのは、周りが騒がしいからだと

言い訳をしていました。間違っていたと気が付きました。

「心をコントロールせよ」

まず初めに「恐れない」こと。思考を柔軟にして受け入れる。

 失意泰然、得意淡然。

苦しくても、嬉しくても、心を静かに保つ。

常に新しくなり、そしてそれを楽しむ。

「これもまた過ぎ去っていく」と思えるようになる。

 

今、自分に言い聞かせて守ろうとしていることは

「高ぶらない、妬まない、そして、たじろがない」

どんな逆境の中でも、それと同等か、それ以上の利益の

種子が含まれているのだと思えるようになった。

 

今までのすべては終わった。