一縷の望み

思い通りに行かないことも、思い通りに綴る毎日

ポテチ(ニセチズガメについての説明)

ポテチです。少し甲羅は硬くなったような気はします。
 
今日、初めて浮いている配合飼料をパクッと食べました!
おおお!やっと食べるようになってくれたか!(TдT)
 
と、思った次の瞬間。ペッ・・・と吐き出しました。。。。。Σ(゚Д゚;エーッ!
 
やっぱ食べないのね・・・・
アカムシと乾燥エビしか食べないポテチでした つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚  
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でも、日増しに大きくなっているような感じがします。まぁ丈夫に育ってくれれば、それでいいのですが。
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ポテチはニセチズガメ(キタニセチズガメ)です。
分類:カメ目ヌマガメ科アミメガメ亜科
学名:Graptemys pseudogeographica
英名:False map turtle
背甲長:最大27cm
分布:アメリカ合衆国中北部のミシシッピ川上流域と支流のミズーリ川付近に生息
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形態:小頭型のチズガメ属では最も大きくなる種で、大型種の多い大頭型グループやヒラチズガメに匹敵
する大きさに成長する。甲長は雌で雄よりかなり大きく、雄の成体のサイズが15.5~17cm程度なのに対し
雌の成体のサイズは最大で27cmと著しい雌雄差がある。
 
背景にクッションを置いてみました。ぐちゃぐちゃの部屋が見えるよりいいですね(笑
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本種はいわゆる「ハイイロチズガメ」の中の一種として古くからアメリカ合衆国内より輸入されていた。
当時日本国内ではクーター類(ミドリガメ等)が過ってマップタートルの名称で安価に多数販売されており
おそらくそれと区別するためにチズガメ類が総称的にグレーマップタートルと呼ばれていたそうである。
 
また、古手の熱帯魚業者さんの話では、前者をグリーンマップ、後者をグレーマップと呼んでいたという
話がある。
 
いつもながらの写真ですが。大きくなっても変わらずにいて欲しいものです。
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当時アメリカ合衆国では、カメ類から自国民の児童への細菌感染症を防ぐため4inch法という法律で
10cm以下のカメをペット用として業者が展示・販売するのを規制する法律があり、幼態はマニア需要の
ある種以外は国内向けに販売しにくく、結局は既にルートのあるミドリガメ輸出業者により輸出に回された
 
こっちを覗いています。なんかウケル(笑
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しかしその後、本種の生息するミシシッピ川上流域ではあいついで州レベルでカメ類の採集が規制され
同時にミドリガメの養殖が衰退し、本種の輸出は減少した。
 
同じ頃、ミシシッピチズガメの養殖技術が確立され、その養殖量が急増して値段が下がったことにより
それに押されて他のチズガメは流通しにくくなってしまった。
 
人気があるのは圧倒的に幼態であり、アメリカ合衆国のような人件費の高い国で野生の幼態を集中的に
採集して販売することは、大量販売されている種と競合する場合では難しい。
 
それによりニセチズガメや、フトマユチズガメは「ハイイロチズガメ」の中にはあまり混じらなくなってしまい
まれに輸入されても何者かわかる人すらごく少なくなったのである。
 
※僕がペットショップなどで見る限り、フトマユの方は、たまに見かけます。
  ニセチズガメを見たのは、ポテチが初めてでした。探せばいるんだと思いますが・・・(笑
 
警戒しながら、様子をみています。
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チズガメ属は総じて水棲傾向が強い半水棲のカメで流水に生息することが多いが、その中でもより上流域に
生息するニセチズガメは成体では比較的流水を好む傾向があり、他種がほとんど見られない本流のかなり
流れの速い場所にもしばしば見られる。
 
昼行性で、非常に日光浴を好む。
日光浴中、他固体の背中後部に自分のおなか前部を載せるようにして折り重なっている姿がしばしば目撃
されるが、カメ同士は、他個体の尾部に自分の頭部を乗せるか、尾同士を向かい合わせにしているのが普通
で、頭部同士を向かい合わせにしないのは、争いを避ける意味があるとされている。
 
元気に育つのだ~^^
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孵化幼態は甲長25~35mmで、明瞭なキールがあり、明るいオリーブ色の地に粗い網目模様が入る。
本種は温度性決定であることが確認されていて、25度以下ではほとんど雄のみ、30度以上ではほとんど
雌のみが出現し、その間の温度では、両方の性が出現する。
 
※その時の温度によっては雄ばっかだったり、雌ばっかだったりする訳ですね 
人間が、そんなだったら (*´д`;)…