一縷の望み

思い通りに行かないことも、思い通りに綴る毎日

バウガッド・ギーター

「なにをも恐れず、清らかな心で、不屈の精神で、英知を求め

 寛大であり、食を慎み、神を敬い、ひとり勉学に励むことを愛し

 謙虚で、高潔であり、あらゆる生命を貴び、真実を語り、怒らず

 皆が価値を認めるものを手放し、つねに平静で、慈愛にあふれ

 人を中傷せず、苦しむ者たちを憐れみ、満ち足りていて欲望に心乱さず

 温和で、威厳があり、忍耐強く、勇気があり、気高く、恨みを抱かず

 高慢でない。このような気質が聖なる道を歩き、天国に生まれ変わる者

 の明らかな徽なのである。」

 

何かの自己啓発の本で読んで、手帳に書き留めてありました。

バウガッド・ギーターが、ヒンドゥー教聖典のひとつとは知らずに

ただ単に、いいことが書いてあるなぁと何度も読んでいました。

 

バウガッド・ギーターのwikiを見ると(転記)

「マハトマ・ガンディは、バガヴァッド・ギーターに寄せて以下のように記している。「わたしにはギーターの目的が自己実現のための最もすばらしい道を示すことにあるように思える。そしてこれは、私心のない行為によって、欲から離れた行為によって、結果を動機としない行為によって、全ての行為を神に捧げることによって、すなわち自身を自身の体と精神にゆだねることによって、完遂される」。ガンディはバガヴァッド・ギーターを「無私の行為の福音」と呼んだ。」とあります。

 

ギーターは自己実現の為の最も素晴らしい道であり、そこには、私心のない行為

=自身を体と精神にゆだねる=純真な自分への回帰であると思えます。

 

深呼吸は、まず全てを吐きだし、空っぽにすることが重要であると聞きます。

同じように、自分のエゴを全て吐き出し、無心になることが重要だと思います。

常にそうする必要はなく、少しの間でも無心になることを心がけていれば

その時間を、自分が思うときに発揮できるように練習すれば、人生で大いに

役立つのではないかと思っています。

 

肩の荷物をすべて降ろすように、すべてを脱ぎ捨て、無心になれた時、

本当に全身の力が抜けて、リラックスできた時、不思議と力が湧いてきます。

吐き出した空気を、ゆっくりと自然に吸い込む時、少し素直になれた気がします。

 

そして一番大切な時に、素直な心で対応できるような気がしています。

全ての人が、優しい気持ちでいれますように・・・